基幹システム刷新について前回の話から大分時間が経ってしまいましたが、止まっているわけではなく少しずつ進んではいます。ただし当初は、2社に絞ったERP業者にすぐに標準機能の説明をお願いする予定でしたが、各関係部門に現状及び今後の進め方を理解してもらい、標準機能確認の準備を依頼するため、資料を作成し各部門への説明会を行ってきました。
説明の内容は、業者ERPを絞る理由、どのようにしてERP業者を絞ったか、標準機能の確認をどのように進めるのか、ERPリリースまでの概略スケジュールです。また各部門で標準機能を確認する際、事前に準備する資料についても案を作成し説明しました。
事前に準備する資料は、ERP標準機能が現システムとどう違うのか、また現業務で必要な機能はERP標準機能にどれだけそろっているのかを、各関係部門がERP標準機能確認時に確認するためのものです。またERP標準機能を確認した後、ERP業者を1社に絞り、ERPの範囲を決め見積りを取得する作業に移りますが、その作業において現業務をどのように標準機能に合わせて行くのか、現業務で必要な機能がない場合にどう対応するのかを検討する上で必要な資料です。業務をERP標準機能に合わせる「Fit to Standard」という考え方で進めようとしてますが、業務部門からすると現業務が大事なわけで、現業務とERP標準機能との差を把握することは必須というわけです。
現在は各関係部門で上記資料を準備中で、準備ができたら、ERP業者と標準機能の説明日程を調整する予定です。この続きは標準機能確認が進み、ERP業者を1社に絞るところまで来たら話したいと思います。