基幹システム刷新ERP標準機能確認

ERP

現業が忙しくて出遅れている部門もありますが、その部門を除き、各業務部門に現業務システムの既存機能、ほしい機能をまとめてもらい、ERP業者2社によるERP標準機能説明会を開始しました。

ERP標準機能説明会は、各社、最低2回で、1回目は説明中心、2回目は1回目の説明に対する質問や追加依頼内容の説明を行うという進め方です。最低2回というのは、2回目でも業務部門での機能把握が不十分であれば、さらに3回目、4回目と、業務部門が満足するまで繰り返すということです。

説明会は2時間で、部門数が4部門、ERP業者が2社ですので、1回目の説明会だけでも8回の説明会の日程調整が必要になります。1部門を除いた3部門の2回目までの説明会12回の日程調整を終え、説明会1回目の5回を完了しました。説明会完了後、各部門に質問表をとりまとめてもらいましたので、それを基に説明会2回目を行う予定です。

ここまでのところで想定外だったのは、ERP1社のあるモジュールが求めていた機能を満たしていないとわかったことです。業務部門と打ち合わせて、このERP業者のモジュールについては説明会2回目を行わないことにしました。ERP業者に対する事前の情報収集時、ERPモジュールについてもう少し詳細な機能まで収集すべきだったと反省しています。

最初はERP標準機能確認を進めることができるか不安でしたが、以上のように何とか進めることができました。会社の規模が大きくなると関係する部門や人が増え、それらの部門や人の合意を得るために色々な調整が必要になり、どうしても進む速度は遅くなりますが、それらの部門や人でいったんあることを決定すると、それをやめるにはそれなりの理由が必要になり、簡単にはやめられないということもわかりました。

説明会2回目以降が今後も続きますので、この続きをまた話したいと思います。

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