業務システムのOSがWindows Serverの場合、サポートが終了する前に更新する必要があります。OSを更新する場合、データベースの更新も必要になり、アプリの改修及びテストも必要になります。
以前、ユーザ数が多いある業務システムのOSとデータベースを更新しました。本番リリース後、OSとデータベースが新しくなって、レスポンスが改善されると思っていたのですが、ユーザがしばらく使用していると突然CPU使用率が100%になり、システムを利用できない状況が発生しました。原因がすぐにはわからないため、サーバを再起動し、いったんは通常の状態に戻りましたが、数日後のまた同じ状況が発生しました。
業務システムの保守業者に調査を依頼し、あるユーザのデータベース処理で発生していることはわかりましたが、原因まではわかりませんでした。アプリ開発がメインの小規模な保守業者は、データベースについて詳しくないのが通常です。
このような業務システムの利用停止は業務への影響が大きく、すぐに解決する必要があります。そこでデータベースの専門業者に調査を依頼しました。その後の状況は次回以降で話したいと思います。