最低限のIT環境で次に必要になるのがドメインですが、まずドメインが何なのかということになります。ドメインはインターネットで使用される識別子であり、例えばメールアドレスのa@xxx.comや、ホームページにアクセスする際のURLであるwww.xxx.comのxxx.comがドメイン名です。.comのところは、.co.jp、.jp、.net等、色々な種類がありますが、1番メジャーなものは.com(読み方はドットコム)です。
独自ドメイン名が必ず必要かというとそういうわけではありませんが、会社の社員用のメールアドレスや会社のホームページのURLに、独自ドメイン名があった方が認知度や信用度は増すように思います。
ドメイン名を取得するには、ドメイン名の登録業者であるレジストラのサイトにアクセスし、希望するドメイン名が他で使用されていないことを確認し、取得手続きを行います。基本的には1年単位の契約であり、年間数千円程度の費用が掛かります。
ドメイン名が取得できたら次にメールを利用できるようにします。いくつかの方法がありますが、レンタルサーバを借りてメールサーバの設定を行う方法がまず考えられます。他には、次回以降でパソコンで使用するソフトウエアの話をする予定ですが、そのソフトウエアの一つとして世界的にメジャーなマイクロソフトのOfficeがあり、そのOfficeを含むいくつかのソフトウエアとクラウドのメールサーバが利用できるMicrosoft365というサービスを使用する方法もあります。Officeを使うのであれば後者の方が手軽かも知れません。
次回はパソコンで必要なソフトウエアの話をしたいと思います。