最低限のIT環境としては、インターネット接続と並行してパソコン(パーソナルコンピュータ)を準備する必要があります。
インターネットにアクセスし、色々な情報に触れるためには、アクセスするインターネット上の場所を入力し、得られた情報を表示する機械が必要となります。スマートフォンでも可能ですが、入力する文字数が多かったり、表示する情報量が多い場合、キーボードがあり画面が大きいパソコンの方が便利です。
次にパソコンも種類が多いので、どれにするか決めなければなりません。OS(Operating System)と呼ばれる基本的なソフトウエアは、全世界で主流のWindowsを選べば良いと思います。形は、同じスペックであれば安価な「デスクトップ」という箱型のものが良いか、場所を取らない「ノート」というキーボードとディスプレイがいっしょになったものが良いか、持ち運ぶのに向いているキーボード着脱式の四角い板のような「タブレット」が良いのか、用途に合った形を選択しなければなりません。一般的なオフィスで使用するのであれば、ディスプレイのサイズが15インチのノートパソコンが使い易いのではないかと思います。
パソコンのハードウエアも年々新しくなりますし、OSも数年毎に新しくなりますので、色々と対応を考えて長く使うより、5年ぐらい使用したところで買い替える方が良いと思います。ここでパソコンの買い方ですが、数台であれば買取で良いと思います。台数が多くなってくると、初期費用も大きくなりますし、廃棄する時のデータ消去や廃棄物処理を自社で行うのは大変ですので、リースした方が良いと思います。5年リースにすれば費用は月々60分の一(5年×12か月=60か月)になりますし、リース終了時にはパソコンをリース会社に返却しますので、廃棄物処理はリース会社が行います。
インターネット回線に接続する機器にパソコンを接続すれば、とりあえずインターネットにアクセスできるようになります。ただしパソコンの台数が多い場合はオフィス内のネットワーク構築する必要がありますが、これについては別の機会に話します。次回はドメインについて話したいと思います。